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創作するための体調が整わないですね。

心が肉離れしている感じです
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2022.08.09 Tue l 日記 l COM(0) TB(0) l top ▲
一年前よりさらにいそがしいのはなぜだろう・・・
2021.11.27 Sat l 日記 l COM(0) TB(0) l top ▲
ここ数年、昔書いたマリみてSSをリメイクしたいと思うことがありました。

特にミッドナイトローズは大阪時代に書いていたので、東京の交通網と差異が出ていました。

で、実家にも帰れないので、年末に向けて徐々に書き直そうかなと思っています。

たぶん、けっこう書き換えないといけないでしょうから、いまから練り直すのが楽しみです。
2020.12.09 Wed l 日記 l COM(1) TB(0) l top ▲
大学の入学式と言うものは、男子の大半が初めてスーツを着て出席する行事である。
「ユキチ、どうだ?」
更衣室の外から聞かれ、祐麒は丈が大丈夫かなどを再確認する。
「上は大丈夫ですね。裾丈は相談ってところですか」
そう言って、祐麒はカーテンを開く。
「どう思いますか、柏木先輩?」
「スタンダードに靴の踵が被る程度にしておけば良いんじゃないか?ねぇ、店員さん」
「そうですね、ではこの辺りで」
そう言うと、店員は祐麒の穿いたパンツの裾を折り返して留める。
「とりあえず、祐巳ちゃんたちはまだみたいだな」
「・・・とりあえず着替えます」
店員さんが離れると、祐麒は再びカーテンを閉めて、着てきた服に着替える。


どのような経緯でこのようなことになっているのかを順を追って話すと、高校卒業と大学入学までの短い春休みを過ごしていた祐麒のもとに、元烏帽子親であり、今後は大学の先輩にもあたる柏木優から連絡が入ったところから始まる。

実家から小笠原の家に荷物を持っていくのに手を借りたいとのことで、小笠原家の諸事情を考慮した祐麒はそれに同意し、柏木の家に行った後、柏木の車で小笠原家へ向かい、その荷物を運び込んだ。
本来ならそれでお役御免だったのだが、「昨日作ったケーキがあるから」と言う清子に呼び止められ、リビングでお茶をいただくことになったのだが、そこに私室からここの家の一人娘である小笠原祥子と親戚の松平瞳子がやって来て、「ちょっと車を出していただけます」と優に詰め寄ったのだ。
「さっちゃん、瞳子、落ち着いて。まず何があったんだい?」
二人の勢いに若干押されぎみながら、優はその理由を尋ねる。
「祐巳ったら、まだ入学式に着るスーツを用意していないって言うのよ」
腰に手をやり、プンプンと祥子は憤慨する。
「ユキチ、そうなのかい?」
「みたいですね。週末に近所の紳士服店に行くつもりとか話してましたよ。俺は去年の夏に軽井沢で渡されたスーツを着回すつもりなんですけど」

昨年の夏、祐麒は柏木に召集されて軽井沢に行き、そして西園寺の大奥さまの誕生会に出席した。
その際に渡されたがフィットしていたので、祐麒はそれを着るつもりだった。

祐麒の話を聞き、瞳子はため息を吐く。
「全く、お姉様は相変わらずのんびり屋なんですから・・・」
それぞれの話を聞いた優は、思考するそぶりを見せ、小さく頷く。
「・・・わかった。さっちゃん、いつものところで良いのかい?」
「ええ、私からお店には連絡しておくわ。祐麒さん、祐巳は家に?」
「僕が家を出る時は居ましたよ」
「なら瞳子ちゃん、祐巳に連絡してくれるかしら」
「わかりました」
「じゃあ、祐巳ちゃんを拾ってお店へだね。ついでにユキチも採寸してもらいな。しっかりとしたスーツは一着は持っていた方が良いからね」
こうして話がまとまり、祐巳を拾った一行は小笠原家が懇意にしている高級紳士服店にて、採寸をしていると言うわけである。


「それにしても『良いものはお金を払う価値がある』って言いますが、こう言うところに来ると本当だなと思わされますね」
「僕は自分が恵まれた立場にいる自覚はあるし、安くて良いものがあるのも承知しているが、こういう物については一定の値段を払うべきだと思うよ」
店内のソファーに座りながら、祐麒と優は話をする。
「実際、俺も新調するつもりで紳士服店に行ったけど、しっくり来なかったんですよね。これなら先輩に渡されたスーツの方が全然良いってね」
「だろうね。あのスーツはユキチの制服から寸法を採っているからね」
「・・・いつのまにそんなことを」
「君たちのお母様の協力のおかげさ」
その言葉に祐麒はため息を吐く。
「ついでに言えば、今年もお願い出来るかい?」
「スケジュールが大丈夫なら問題ないですよ。さて、様子を見てきますか」
そう言い、祐麒はソファーから立ち上がる。
「・・・ただし、瞳子ちゃんの件には手を貸しませんからね」
それだけ言うと、祐麒は女性陣のいる方へ足を向ける。

「・・・悔しいがこういうところはユキチには敵わないな」


久々に降りてきたマリみてSSでした
2020.05.17 Sun l 日記 l COM(0) TB(0) l top ▲
今年の目標は『即売会に出る』

これ以上忙しくなることはないだろうけど、うまくやっていきます。
2020.01.05 Sun l 日記 l COM(0) TB(0) l top ▲